近年、健康を重要視する風潮や情報社会の多様化により、一般の方々の歯の健康に対する考え方も以前より進歩しているように思われます。それによりお口全体が虫歯になったまま放置している方や、多数の歯が抜けたままになっている方は減少してきているように感じます。
また、虫歯などにならなくても定期的に歯科医院に来院しお口の中をチェックされる方も増加しているようです。定期的にお口の中をチェックすることにより虫歯等が発症しても早期発見、早期治療が可能になり、お口に対する侵襲が少なくなります。
といっても、仕事や様々な理由で定期的に来院することが出来ないこともあるでしょう。また、やはりまだまだ歯科医院に対して、怖い等のイメージを持っているなどしてなかなか足が向かないという人もいるでしょう。なぜ、歯科医院には怖いというイメージがあるのでしょう。私が考えるにそれは痛い時に痛い所を触られるからです。歯科医院には虫歯などを治療することの他に、虫歯や歯周病を予防する役割もあります。歯科医院に怖いというイメージを持っている方こそ、痛くない時に予防で歯科医院を訪れてみませんか。
人間にとって、食べ物を食べるということは普段意識せずに行っていることなので、痛くなったりしないと歯の大切さは実感しないかもしれません。他の病気にもいえることですが、病気を治療するより病気にならない方が負担は少ないと思います。長くおいしい食事をするためにも歯科医院をうまく活用し、Quality of Life(生活の質)の向上を目指しましょう。
医院長 渡邊正勝(歯学博士)
平成8年 | 新潟大学歯学部卒業 |
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平成8年〜11年 | 新潟大学歯学部歯科保存学第一講座 (現新潟大学大学院医歯学総合研究科口腔生命科学専攻口腔健康科学講座う蝕学分野) |
平成9年 | 新潟大学大学院歯学研究科入学(社会人大学院生) ※同大学院初の研修医兼社会人大学院生 |
平成10年 | 研修医過程修了 |
平成11年〜14年 | 新潟市内開業医勤務 |
平成13年 | 新潟大学大学院歯学研究科修了(歯学博士) |
平成14年 | わたなべ歯科医院 開院 |